きみのいるばしょ

自己満足です

私とSnow Manの話

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Snow Manを見ていた私の話」と「私から見たSnow Manの話」のため全て主観です。
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私はSnow Manを知った時、6人とも面白いし、ダンスもアクロバットもめちゃくちゃカッコよくて、見ていて楽しいグループだなと思いました。
どれを見ても彼らのパフォーマンスは私の感情を揺さぶってきて、特に佐久間くんのダンスはとても美しくて、見るたびに違う表情が見れて、
もっと違うパフォーマンスもみたいと思って、過去先輩のコンサートや舞台のDVDを買いあさり、気に入ったものは何十回も見てました。

私が好きになった頃のSnow Manはジャニオタの中でも認知度が低いグループだったと思います。
グループの活動はほぼ先輩の舞台とバック。アイドル誌と呼ばれるものには全員は載ってない。少年倶楽部にも全員呼ばれることは少ない。

そして年齢は20-21歳。ドル誌や少クラ常連な10代のジャニーズJr.達と比べて、どう見ても不安定なJr.で不安定なグループでした。

突然私の話になってしまい恐縮ですが、私は彼らと同世代で、Snow Man好きになったのがちょうど就職活動をしている頃。
将来自分がどうなりたいのかわからなくて就職活動が上手くいかず悩んでいました。
周りには夢を持って自分の進みたい方向に進んでる子も居て、そんな子と比べると自分は何をやっているのだろうと暗くなったりして。
同世代の彼らも、将来を決めなければと思わざる負えない年頃だと思ったので、とても実力のあるかっこいいグループだと思っていたけど、自然に「あと1~2年で誰かが辞めてしまうかも...」と思ってしまいました。

それでも、いつ見ても彼らのパフォーマンスは私の中で世界一と言っていいほどかっこよかったです。
ダンスもアクロバットもめちゃくちゃカッコよくて、美しくて、もっともっと見たいって思いました。
そして「辞めてしまうかも」「消えてしまうかも」という不安な気持ちが、「後悔しないようにたくさん見に行こう」という気持ちに繋がり、彼らを見に先輩の舞台やコンサートにたくさん足を運ぶようになりました。

彼らを見ていてわかったことは、舞台でもたくさん役割があったし、コンサートでも出番は多く、とにかく忙しいということでした。
なのにクオリティはいつでも高くて超人だなぁと思ってました。先輩に褒められることもあって嬉しかったし、贔屓目抜きでもすごいグループだと思ってました。

でも何故か一向に認知度はあまり上がらない。雑誌にも少クラにも呼ばれることもあるけど、やっぱり少ない。
グループで歌を歌う機会も与えられられない。

不安だからこそできないところが目についてしまい、「もうちょっとこうしたほうが...」と偉そうなことを思ってしまうこともありました。

当時本当に思っていたことなのでめちゃくちゃリアルで申し訳ないけど、
「すぐ後ろ下がるじゃん!前に出ないでどうするの!」とか、
「MC、○○が1人で全部を拾おうとして頑張ってるじゃん...この2人どうにかフォローに回ろうとしてくれてるけど、あとの3人もう少しどうにかなんないの?」とか
「その方向性で行きたいのはわかるけど、二番煎じでは?」とか。

そんなおせっかいなことを何度も思っていましたが、大体そういうことを思った数か月後、
彼らは雑誌で私が思ったようなことを「問題点」「懸念点」として挙げていて、今後どうしていきたいということや、
メンバー内でも話し合ったことをファンに伝えてくれました。

真面目に、できないところを分析して、こうしていかなきゃって話す彼らを見て行くうちに、
この人たちは大丈夫だなと信頼するようになって、私も愚痴愚痴思うのではなく、
「あ~...自分たちでダメな部分わかってるだろうな...がんばれ。」と心の中で応援するようになっていきました。

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数年応援するうちに、アイドル誌に呼ばたり、少クラでグループで歌えるようになったり、
Jr.のライブや番組が増え始めて一部のメンバー呼んでもらえたり...と少しずつJr.担内の認知度は上がってきました。
Jr.のライブの見学でメンバーが席に現れると、場内がざわついてキャーキャーされていたというレポを見て「認知されてるし、騒がれてるんだけど...!?」と驚いたこともあります。(驚くのが失礼。ごめんね。)

少年たちというお仕事も突然貰い、初のオリジナル曲があると公開稽古でわかり、舞台で個人のクリアファイル等のグッズも発売され、
「ど、どうした??」と戸惑いながら、与えられるものを喜んで受け取って、楽しんでました。

でも、そのあたりから今までこちらを見向きもしなかった人からの攻撃も多くなった...と思ってます。

『売れない』とかもそうだけど、言いたくもない誹謗中傷にあたる発言があちらこちらから聞こえてきました。
ネット上にも多かったし、私の引きが悪いのか、現場でたまたま隣に居た人がそういう話題をし始めることも片手じゃ足りない回数はあって。

Snow Manが出演する舞台やライブの開演前やトイレの列等で、そんな話をする彼女らのマナーが悪いのは明らかだし、取り合う必要もないけど、
無抵抗で嫌な言葉をぶつけられ続けるだけなのは癪だったので、殴りたい衝動は抑えて、
お前が何と言おうが私はSnow Manのこと大好きなんだよ!!!!って示めすように、
その声をかき消すようにその場で「Snow Manが大好き」って話を聞こえるようにしたし、開演したらペンライト振ってSnow Manに届くように声を出すようにした。

本人たちに、汚い言葉よりも、大好きという言葉の方を聞いてほしいと思い、
雑誌に載ったらアンケートを書いて、雑誌の公式Twitterに投稿される裏話レポのふぁぼRTをして、グッズはなるべく買うようにして。
何でもいいから本人たちや周りの大人のもとに、結果や想いが届きそうなことをチマチマやるようにした。

正直お金も時間もたくさん掛けられるほどの余裕は私はないし、
私のできることなんて塵レベルだけど、なにもしないで後悔だけはしたくないと思って、出来る範囲で大好きを届け続けました。

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時間が経ち、Jr.自体もだんだん盛り上がって、認知度が上がってきたなと感じるようになってきました。
でも1年後に公開の映画のお知らせが入った時、「やった!1年以上居るじゃん!安心!」と思ったりしていた。どうなんだその喜び方...って当時も自分で思いましたが、でも1年間は見れる保証が仮にあるだけで私は嬉しいと思えた。

もう少し時間が経ち、ジャニーズJr.チャンネルをもらった後は、ファンが増える実感もするようになって、
最初と比べたらSnow Manを取り巻く世界が全く違うものになってきました。

ひとつの仕事が終わった後に、次の仕事が始まるまで居なくならないかおびえなくていいし、辞めてしまうことを考えてゾッとすることもなくなった。
最初に抱いた「不安定だな」という思いは次第に薄れて行って、自分たちのライブも舞台も出来てオリジナル曲もたくさんもらえて超楽しい~幸せ~!って思っていました。

このあたりからファンをはじめ、周りから「デビュー」という言葉をよく聞くようになったのかもしれない。
「デビューはいつできるのか」「デビューは無理」「絶対デビューさせたい」とか。

こんなことを言ったらファンの人たちやお友達に怒られてしまうかもしれないけど、私はデビューにこだわりはそんなにありませんでした。
デビューして、売れても売れなくても苦労するグループもたくさん見たし、何が彼らにとっての幸せなのか私はわからないと感じていたからです。
ただ、ここまでくればステージの上で生きることはできそうだし、私が見える場所で踊ってくれれば嬉しいし、彼らが幸せになれる道を選んでほしいと思うようになりました。

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2019年1月17日 メンバーが3人追加になると発表がありました。
事前に流れてしまった情報+YouTube内でお知らせがあるという発言もあったので「うわ...ついに..」みたいな気持ちもありました。

追加メンバーとして発表された3人のことは知っていたし、
それぞれ好きなところを聞かれたら説明できるくらいには好感を持っていました。でもそれとこれは話が別です。
私の好きなSnow Manはダンスやアクロバットのパフォーマンスがすごくて、6人の息がぴったりで、職人気質で....突然入った3人が合わせられるわけないじゃん!?!?どれだけ時間かかると思ってんの!?!?

息の合ったパフォーマンスが最高で、職人なクオリティがSnow Manで、私はそんなSnow Manが好きです。
じゃあこれでパフォーマンスが乱れたら...?私の好きなSnow Manでなくなってしまう?そしたら私はSnow Manを好きじゃなくなる...????
 

自分がSnow Manが好きじゃなくなることを考えたら、ものすごい恐怖に襲われた。
 

なんでメンバーを増やすという結論に至ったのか全く意味がわからないけど、この情報が出る前に彼らは準備して、最終的に承諾をしている可能性が高い。
私の見てきた彼らは、メンバー追加で自分たちのファンがどう思うか理解している人たちだと思ってたので、なんとしてでも私が好きなSnow Man、納得するSnow Manにしてくれると信じたい気持ちもありました。

本人たちにとっても大博打。人生を賭けて「デビュー」を取りにいったことだけは理解して、
同時に彼らにとって「デビュー」が大きいものだったことを私は今までわかってなかったな....と思いました。

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Snow Man主演の滝沢歌舞伎ZEROが見たいという気持ちで南座初日を申し込んで当てたチケットがこんなにも複雑な気持ちで重みのあるチケットになるとは思ってなかったよ......と思いながら、南座初日を迎えました。

ラウールくんの合流は3月の横浜アリーナになるため、8人のSnow Manのお披露目の日でした。

メンバー追加の発表からその日まで約半月、Twitterを見ると、常に誰かが悲しんでいたり攻撃的になっていて、ちょうどその時に仕事もゴタついてた自分は体も心もボロボロの状態でした。
もう実際にSnow Manを見るしか答えが見つけられないけど、その時に自分が受け入れられないと思ったらどうしようとずっと情緒不安定でした。

京都について、9人になるという知らせを聞いて以降に初めてお友達と会って、開演まで話をした時に、
「6人は優しくて責任感がある人たちだから、きちんと3人に教えてるし、この状況で3人を守る人たちだよね」ということが共通認識としてあって、
「私たちの好きなSnow Manってそういう人だよね」と嬉しくなって、その言葉ですごく落ち着いた覚えがあります。

幕が上がった。そこには見慣れない人数が立っていて、多いな....と正直思いました。でも自分が思っていたより揃っていた。
舞う桜がとてもきれいで、Snow Manが一番前に立っている主演舞台の場でした。
たくさんのプレッシャーの中で、それぞれ真剣に前を見て歌って踊る表情に覚悟が見えて、感情が追い付く前に涙を流すことしかできなかった。

第一幕を見終わった頃には、私は8人それぞれのフォトセットを購入するくらいには彼らを応援する覚悟を決めれた。
とにかく楽しくて最高の気持ちで「よかった。私Snow Manが好きだ。」って思えて嬉しかった。
第二幕終了間際に流れる稽古場で笑い合う写真を見て、「よかった。みんな笑顔で過ごす時間があったんだ。笑顔で居るSnow Manが好きだな。」と思った。

1か月後の横浜アリーナでも、やっぱりSnow Manが好きって気持ちになれた私は、
9人のことを守りたいとおもったし、9人のSnow Manをデビューさせたいと思うようになった。

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自分が思っていたよりすごい勢いでファンが何十倍も増えて驚いているうちに、急展開でデビューが決まり、デビューシングルが発売された。
そして私が思っている以上に売れて、2ndシングルも売れて、デビューコンサートも開催された。
ずっと自分に都合の良い夢の中から覚めてないのかもしれない...と思ってしまうほどです。

デビューコンサートの挨拶で今までの悔しかったことや辛かったことを吐露するメンバーを見て、
「ああ、同じ気持ちだったんだな...」と思ってちょっと嬉しい気持ちになりました。
ネガティブの感情に嬉しいというのも変な話ですけど、
同じ気持ちで一緒に戦えていたのかもしれないと思うと嬉しい気持ちになりました。

たくさんファンが増えたのに、その時間を大切に想ってくれることも嬉しいなと感じました。
いろいろ諦めないで本当に良かった。としみじみと思っています。

そんな話を聞いて、ちゃんと辛かったことを自分も大切に覚えておこうと、こんな文章を書いてしまいました。
自分はこう思ってこう感じたという主観しか書いていませんが、書き出すことによっていろんなファンの人の想いも見えた気がします。
好きだからこそ受け入れられなくて、辛い思いをした人、未だに辛かったり、心の中のしこりがとれない人もたくさんいるんだよな...と思えました。
でも9人が傷つくことが、私は絶対に嫌なので、攻撃的な発言や今の彼らを否定する言葉は、見えないところでして欲しいなと思います。

私はたっくさんSnow Manのファンが増えてとっても嬉しいです。

昔は、嫌な言葉投げかけられて、私は大好きなのになんでこんな思いしなきゃいけないんだ?私も彼らも何か悪いことした!?って、
苦しくて辛いなと思ってる時も、周りに仲間が少ないように見えて、心細くて、どうしたらいいのかわからなかったです。

嫌な言葉は今でもどうしても目に入ってきちゃうけど、
これだけ仲間がたくさんいると本当にうれしくて、たくさんの人に彼らが愛されてるのがみえる分、すごく安心するし心強いです。
「自分の立場何...?何様...?」って思うけど、Snow Manを一緒に愛してくれてありがとうございますという気持ちでいっぱいです。

なるべく彼らにネガティブな言葉も争いも見せたくないけど、残念ながら消す力はもって無いので、
私はそれ以上にたくさんの楽しい嬉しい大好きという気持ちを彼らに届けなければと思います。

私から見たSnow Manは、信頼できる人たちです。最高のパフォーマンスでたくさんの楽しいと幸せを私に届けてくれます。
私はこれからも「今日もSnow Manが好きだな~」って思う日を飽きずに続けそうです。